木彫り面の声の大きさ。
このことを教えてくれた人のは今でも感謝している。
これに類した木彫り面の行動を思い出したので書く。
木彫り面は声がデカい。現場のおじさんのような騒音があるから聞える様に大きな声を出すのでは無くて、賞賛されて当然の自分を目立たせるための不愉快な行動だ。
木彫り面は朝礼の時も声が大きく無駄に話が長かった。
暫くして同じフロアの別の部署に異動したら、そちらの朝礼では小さな声でボソボソしゃべっていたそうだ。
だが、電話で営業所の人間と話すときはいつも通り抑揚をつけて大きな声で喋っていた。
これはどういうことかと言うと、
朝礼で声が小さかったのは新しい部署のメンバーがまだ理想の自分を映す鏡化されていなかったから。
営業所の人間は過去に理想の自分を映す鏡と化していたから、安心して目立つように喋れた。
なのだ。
分かりやすい。
自己愛とはこのように、ポイントさえ押さえれば分かりやすいものなのだ。
参考にしてもらいたい。